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バケモノの子の鯨の正体は一郎彦?小説の白鯨の文字が読めた理由は?

目次

細田守監督の『バケモノの子』
2018年7月27日に放送されますね。

 

今回はバケモノの子の鯨の正体についてと、
一郎彦が『白鯨』の文字を読めた理由について
書いていきたいと思います。

 

 

RYOKOです。こんにちは。

 

7月20日には、『時をかける少女』
金曜ロードショーで放送されますし、

新作『未来のミライ』も同日に
映画公開となりますので、
細田守監督ラッシュですね!!

 

冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/

 

 
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バケモノの子の鯨の正体は一郎彦?

 

バケモノの子の鯨の正体は、
闇に飲まれてしまった一郎彦でした。

 

一郎彦は、赤ちゃんのときに、
「渋天街」の長・宗師の次期候補の一人である
猪王山に拾われて以来、
ずっと「渋天街」で生き続けてきました。

それからは猪王山を尊敬し、
父親のようになりたいと思っていました。

 

けれど、大きくなればなるほど

自分が父親に似ていない、
大きな鼻や牙が出てこない。

と思うようになりました。

 

大きくなってからの一郎彦が、
顔をマフラーのようなもので隠しているのも
父親のように立派な牙ができないのを
隠しているといわれています。

 

そんなときに、
尊敬していた父親である猪王山が
次期宗師をめぐる熊徹との戦いに
破れてしまいます。

 

熊徹と九太を見下していた一郎彦は
その結果に不服で、念動力を使い、
猪王山の剣で、熊徹を刺して消えてしまいます。

 

自分はバケモノの子に産まれたかったのに、
人間であることや、猪王山の敗北も重なり、
闇に飲まれて、鯨に変身したのでした。

 

 
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バケモノの子の鯨と小説『白鯨』の関係は?

 

 

『白鯨』の小説は、
大きくなった九太が、図書館で見つけ、
人間界で勉学に励むきっかけとなった小説です。

 

『白鯨』の内容を簡単に説明します。

 

船乗りのイシュメールは、
捕鯨船ピークォード号に乗り込みました。

そこで片脚を失った船長エイハブに出会ったのです。

エイハブ船長の片脚は、
巨大なマッコウクジラ「モビー・ディック」
奪われてしまっていました。

そこで、エイハブ船長は、
自分の片脚を奪ったモビー・ディックを恨み、
復讐をしかけます。

最後には、
エイハブ船長は戦いののち、
モビー・ディックと海底に沈んでしまいます。

 

この小説のエイハブ船長も
最後には復讐と闇に飲まれてしまったんではないでしょうか。

 

エイハブ船長の復讐劇と
一郎彦の闇が似通っていますね。

 

バケモノの子の中での白鯨は、

「自分を映す鏡で、人間の心の闇の象徴」であり、

まさに、一郎彦は
鯨に変身したことによって、
人間の闇に飲まれてしまったことを表しているのです。

 

楓も作中で、
「人間の闇そのもの」と表現しています。

 

人間の闇、、
考えると奥が深いですよね。

誰しもが持っているものだと思うので、
一郎彦みたいになってもおかしくないかもしれません。

 

バケモノの子で鯨に変身した一郎彦が『白鯨』の文字を読めた理由

 

 

九太は最初に白鯨の小説を見つけたとき、
漢字が読めませんでしたよね?

 

渋天街では、文字をあまり習うことは
習慣化されていないようです。

 

なので、九太は文字の勉強をすることにしたのですが、
一郎彦が小説を見つけたときには文字が読めていました。

このことを疑問に思っている方も
多いと思います。

 

調べてみると、こんな理由がありました。

 

一郎彦の父親の猪王山は、
時期宗師候補だったことから
渋天街の中でも、身分の高いほうで
優等生だったからだといわれています。

 

渋天街でも、
優等生は、きちんと勉学に励んでるんですね。

宗師を目指しているのであれば、
当然なのかもしれません。

 

熊徹は…
勉強をする性格ではありませんね(笑)

 

 

バケモノの子の鯨 まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

バケモノの子に出てくる鯨は
一郎彦が闇に飲まれた姿であり、

一郎彦が小説『白鯨』の文字が読めた理由は、
一郎彦が次期宗師候補の息子で、身分が高かったからでした。

 

一郎彦は悲しい人間でしたが、
最後に闇から救い出されて本当によかったですね。

 

一部では影のヒロインと言われているそうですが、
実際女の子みたいに美少年ですね!

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

 

 
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