目次
『サマーウォーズ』が
金曜ロードショーで放送されますね(*´∀`*)
今回は、
『サマーウォーズ』のおばあちゃんは何者なのか、
死因や遺言、おばあちゃんの死の意味について
書いていきたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
夏になると、『サマーウォーズ』!!
になるんでしょうか??
細田守監督の勢いはすごいですねぇ。
サマーウォーズの10周年記念で、
明治安田生命とCMのコラボも
してるみたいですよ。
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
[サマーウォーズ]おばあちゃんは何者?
サマーウォーズに出てくるおばあちゃん。
おばあちゃんの名前は、
陣内 栄(じんのうち さかえ)です。
声優は、富司純子さんが務めました。
1920年(大正9年)8月1日生まれの89歳になり、
ヒロインの夏希の曽祖母にあたります。
戦国時代から代々ある陣内家で、栄おばあちゃんは
その16代目の当主となります。
もともとは教師をしていたこともあって、
その教え子には政治家や官僚などもおり、
政財界に広く人脈があります。
人とのつながりや家族の大切さを教え、
陣内家を一致団結させるこの物語の重要人物です。
自分のなけなしの山を売却して手にした
資金を利用して今回の騒ぎを起こしたラブマシーンを
作り上げた侘助に対して、
薙刀を振り回して、
「身内の不始末は身内で片付けるよ!」
と叱咤することもあり、家族の不始末は家族で片づける、というふうに
家族のこととなると厳しい一面もあります。
[サマーウォーズ]おばあちゃんの死因や遺言は?
映画の中で、栄おばあちゃんは亡くなってしまいます。
栄おばあちゃんの死因は何だったんでしょう?
死因は、持病の狭心症による心肺停止が原因のようです。
持病ということもあり、医者である万作が
常におばあちゃんの体調管理をしていました。
心肺に異常があると、万作の携帯のアラームがなるように
設定されていました。
しかし、OZの混乱のせいで、
そのアラームが鳴らなかったのです。
栄おばあちゃんの異常の発見が遅れて、
本人の誕生日の前日に帰らぬ人となってしまいました…。
そして、誕生日当日が葬儀の日となりました。
その後、栄おばあちゃんの遺品を整理していた夏希が、
本の間にはさまれていた遺言状を見つけます。
その内容は家族に対してでした。
・財産は何もないけれど、古くからの知り合いが助けとなること。
・侘助が帰ってきたら、畑の野菜を思いっきり食べさせてあげること。
・どんなときでも、家族そろってご飯を食べること。
そして、名台詞。
「一番いけないのは、おなかが空いていることと、
1人でいることだから。」
家族に対する想いが伝わってきますね(´・ω・`)
[サマーウォーズ]おばあちゃんの死の意味とは?
栄おばあちゃんの死は、
この映画ではなくてはならないものでした。
おばあちゃんの死によって、
陣内家が再び一致団結することとなります。
最初は、実は栄おばあちゃんは死なない設定でした。
それまでも細田守監督は、人の死を描くことはありませんでしたが、
家族の心を一つにする上で、
どうしても栄おばあちゃんの死が必須であると考え、
泣く泣く話を変更したそうです。
細田守監督は、経験からか
制作中の作品と現実の世界がリンクすると感じていることがありました。
その当時も、監督の祖母の状態がおもわしくなかったため、
もし栄おばあちゃんを死なせてしまうと、
自分の祖母もリンクして死んでしまうのではないか、と思っていたそうです。
そうなると、死を描くのはためらいますよね…。
『サマーウォーズ』は2009年8月に公開されましたが、
実際に、2009年の5月に母親を亡くし、
ついで6月に祖母を亡くしています。
本当にリンクしてしまったのですね…
また、栄おばあちゃんの死後のシーンでは、
朝顔や子供の授乳シーンを描くことで、
命の輪廻を描いてるようにも感じます。
母や祖母が亡くなっても、また生まれ変わることを
願って描いたのでしょう。
こちらの記事もおもしろいのでもしよければぜひご覧ください(^^)/
⇒・時をかける少女の千昭は最後になぜ未来で待ってると言ったのか?
⇒・時をかける少女の千昭が未来からタイムリープした理由とは?
⇒・時をかける少女のアニメの舞台となった学校は?美術館の聖地も調査!
[サマーウォーズ]おばあちゃんのまとめ
いかがでしたでしょうか?
おばあちゃんは陣内 栄(じんのうち さかえ)といい、
陣内家の第16代当主で、人望にあふれており、
家族を第一に重んじる人でした。
おばあちゃんの死因は、持病の狭心症による心肺停止が原因で、
遺言は、「一番いけないのは、おなかが空いていることと、1人でいることだから。」と、
家族で協力して過ごすというような内容でした。
おばあちゃんの死の意味は、
陣内家が再び一致団結するためにはなくてはならない出来事でした。
細田守監督の現実ともリンクしてしまいました。
この作品を作り上げるために、
様々な葛藤があったみたいですね。
けれども、そのおかげでこんなに素敵な作品ができたのだと思います(#^^#)
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!