目次
ジブリにはいくつかの都市伝説があります。
今回は、
『となりのトトロ』の都市伝説は
本当かデマかについて
書いていきたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
2018年8月17日に
『となりのトトロ』が
金曜ロードショーで放送されますね。
ジブリは都市伝説がよくありますが、
特にとなりのトトロは
有名ですよね。
私、気になりすぎて、
検証してみた記憶があります(笑)
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
となりのトトロの都市伝説について
となりのトトロの都市伝説の内容は、
トトロは「死神」で、
死期の近い人間だけが見える。
サツキとメイは作中で死んでいる。
というような内容です。
サツキとメイは死期が近いので
トトロは2人だけに見えていたのです。
実際、サツキと同い年のかんたには、
トトロは会えていませんね。
また、メイは迷子になったときに、
池でおぼれて死んでいて、
サツキも、
迷子になったメイを探しに、
猫バスへ乗り込むのですが、
猫バスは、あの世行のバスで、
サツキは冥界をさまようことととなります。
さらに、
サツキとメイのお母さんの病気も結核で、
すぐに死んでしまい、お父さんだけが生き残ります。
こんなかなり恐ろしい話となります。
次に、
この都市伝説が生まれた噂のシーンを
探っていきます。
となりのトトロの都市伝説はデマか本当か?シーン別で解説
都市伝説はデマなのか、本当なのか?
この都市伝説が生まれたとされる
シーンを解説していきます。
都市伝説1:サツキとメイの影がない?
メイが迷子になったあたりから
サツキとメイの影がありません。
これは2人がすでに死んでしまっているから
影がないといわれています。
都市伝説2:池に落ちたサンダルは実はメイのもの?
メイは本当に池でおぼれていて、
おばあちゃんが見つけたサンダルは実はメイのものと
いわれています。
さつきも、メイのものと信じたくなく、
「メイんじゃない」
と答えました。
都市伝説3:お地蔵さんにメイの文字が書かれている?
メイが迷子になったとき、
お地蔵さんの前で座っています。
そのときに、お地蔵さんに「メイ」の
文字が刻まれているというのです。
それはそのシーンをコマ送りしたときに
発見されたそうです。
都市伝説4:サツキとメイがお母さんに会わないのは不自然?
メイが見つかって、
猫バスで七国山病院に向かったとき、
サツキとメイは、トウモロコシだけ
お母さんの病院に置いて帰ります。
せっかく来たからには会えばいいのに、
会わないのは、
実はサツキとメイが死んでいて、
会えないからだといわれています。
都市伝説5:お父さんとお母さんにはサツキとメイが見えない?
病室からお母さんが
「今…サツキとメイが笑ったように見えた」
と言っています。
これは2人の幽霊がうっすら見えていたのでしょうか。
都市伝説6:エンディングは2人の生前のシーン?
エンディングは、
サツキとメイ、そしてお母さんが死ぬ前のシーンと
いわれています。
お父さんの回想シーンのようです。
よく見ると、お父さんとお母さんも若く、
サツキとメイも少し幼く見えます。
都市伝説7:「隣のととろ」という恐怖小説がモデル?
となりのトトロの原作とされている
「隣のととろ」。
今は絶版となって入手困難だといわれています。
その内容は、
サツキとメイの地獄めぐりをするという小説です。
小説のトトロは、映画のようにかわいい感じではなく、
もっと恐ろしい怪物のように書かれています。
お母さんは迫害を受け、殺されてしまい、
お父さんは酒におぼれ、サツキとメイに暴力をふるいます。
メイは、心を病んでしまい、
「そうだ!お母さんに会いに行こう!」
と決意して、自殺してしまいます。
サツキは、メイとお母さんに会うために、
猫バスに乗り、冥界をさまようこととなります。
なんと恐ろしい話なんでしょう!!
次は、実際の都市伝説を検証してみましょう。
となりのトトロの都市伝説の影やサンダルのシーンなどを検証
今まで書いてきた都市伝説について、
実際に検証してみました!
夜中に1人で検証してみたので、
かなりビビッて見てました(笑)
解説1:影は制作上わざと描かれていない
影がない理由は、宮崎駿監督が、
「背景で時間経過を表現する」
という史上初の試みをしたからでした。
その時間経過を表すのに影が有効だったのです。
お昼間には、くっきりとして短めの影を、
夕方になると、長くてぼんやりとした影を書くことで、
時間描写を表しました。
映像を見ると、
おばあちゃんやかんたの影もありませんでした。
夕方から夜にかける時間だったので
影は不要と判断されたのでしょう。
解説2:サンダルはメイのものではない
実際に、メイのサンダルと、
池のものを比べてみましょう。
メイのはいていたサンダルは、
ラインが一本で、薄いピンク色です。
池のサンダルはラインが2本で、
バッテンになっており、色も白色です。
全然違うものなので、
サツキも違うといったのでしょう。
解説3:お地蔵さんにメイの文字は書かれていない
お地蔵さんには、「メイ」と書かれているのは
見つけることができませんでした。
これは完全にデマでしょう。
解説4:お母さんに会わなかったのは2人の成長の証
お母さんの病状がよくないと聞いていましたが、
お父さんと楽しそうに談笑している姿をみて、
2人は安心したのでしょう。
もう少しすれば家に戻ってくるということを
理解したので、
2人は少し成長したのですね。
ここで会いに行くと、
また両親に心配をかけてしまうかもしれませんし。
解説5:サツキとメイが猫バスに乗っていたので見えなかった
お父さんとお母さんは、
サツキとメイが見えていないのではなく、
猫バスに乗っていたので見えないだけでした。
お母さんが、2人の顔が見えた気がしたといったのは、
猫バスに乗る間際に若干見えて、
乗ってしまったから見えなくなったのかもしれません。
解説6:エンディングはその後のシーン
お母さんがタクシーから降りてくるシーンなんて
生前の回想であれば特にいりませんよね?
お母さんが退院してきたシーンになります。
また、サツキとメイの着ている服のアップリケが
トトロになっているので、
トトロに会った後になるはずです。
さらに、落ち葉が出てきていることから
夏だった本編のあとになるでしょう。
解説7:原作は存在しなかった
この恐怖の原作小説も全くのデマで、
原作モデル自体ありませんでした。
宮崎駿監督は参考資料として
絵本の『あさえとちいさいいもうと』、
『とんことり』などを見ていたそうです。
もともと主人公は一人という設定だったらしいので、
恐怖小説とも異なりますね!
関連記事はこちらになりますのでぜひご覧ください。
⇒・となりのトトロのお母さんの病気は結核?その後退院できたのか?
⇒・ハウルの動く城のソフィーはなぜ引っ越しをしたのか?帽子屋の家は?
となりのトトロの都市伝説 まとめ
いかがでしたでしょうか?
となりのトトロの都市伝説、
トトロは死神で、サツキとメイはすでに死んでいるという説は、
上記で検証したことから、
全くのデマでした!!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!