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『思い出のマーニー』が
2020年4月3日に金曜ロードショーで
放送されます。
今回は、
『思い出のマーニー』で
マーニーが杏奈とピクニック中、
ボートで杏奈はなぜ独りになったのか
調べていきたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
一回見たときは
どうなったのか正直あまり
理解ができませんでした…
私の理解不足なのか…(^◇^;)
調べていくうちに
だいぶわかるようになってきましたー!
次見るときがとっても楽しみです♪
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
[思い出のマーニー]ピクニックのシーン
ピクニックは楽しそうな女子会な
雰囲気でした。
出会ってすぐ意気投合した
杏奈とマーニーですが、
お互いのことをほとんど知りません。
いっぱいおしゃべりしたり、
質問をしすぎてケンカをするのも
嫌なので3つだけお互い質問することにしました。
本当はいっぱい知りたいけど、
ゆっくり自分で発見をしていきたいという
気持ちですね。
夜にこっそり、外に外出して、
ボートで落ち合うだけで
13歳の子供としては結構やりますよね。
そして、ピクニックをしているときに、
3つの質問で大岩夫婦との生活のことを
マーニーに尋ねられます。
そのときに一瞬、杏奈は独りぼっちになってしまいます。
ただ、すぐに元に戻り、
マーニーが現れました。
マーニーも杏奈に
とたずねていました。
これはどうゆうことなのでしょう?
[思い出のマーニー]ボートで杏奈は一瞬なぜ独りになった?
調べるまでは
本当に全く意味がわかりませんでした。
結論からいうと、
マーニーは杏奈の深層心理からできているもので、
実在はしていません。
杏奈がマーニーと話している途中、
一瞬独りになったのは、現実世界をしっかりと思い出そうとすると、
深層心理で作られているマーニーがいなくなってしまったのです。
現実世界のことを思い出そうとするのなら
大岩さんの名前自体も覚えていては無理なのでは?
と思うかもしれませんが、
大岩さんの名前自体は表面上の記憶で
覚えていられる程度ですからそれくらいでは
現実世界に戻されることはありません。
ただ、マーニーから大岩夫妻との生活が
どんなものなのか聞かれたら
杏奈はまだ夫妻と住み始めたばかりだったので、
思い出すのに現実の世界を深く考える必要がありました。
深層心理の世界と現実の世界は
共存できません。
なので大岩夫妻のことを思い出そうとすると、
深層心理の世界のマーニーは消えて
杏奈は現実の世界で独りぼっちということに
なってしまったんですね。
思い出そうとしたときに、
一瞬大岩夫妻の家での様子が出てきましたが、
再びマーニーのいる世界に戻ってきたので、
杏奈は大岩夫妻との生活を聞かれたこと自体も忘れてしまいました。
このように、
このピクニックの場面では、
杏奈がマーニーのいる深層心理の世界と、
大岩夫妻のいる現実の世界とのはざまで
杏奈の意識が揺れ動いていると考えられます。
[思い出のマーニー]杏奈は大岩夫妻に心を開き始めてる?
杏奈は大岩夫妻のことを思い出そうとしましたが、
そのときはマーニーといる世界が楽しすぎて、
思い出すのを拒んだようにもとらえることができます。
ただ、その夜のピクニックから帰った次の日、
杏奈は自分でかいたマーニーのスケッチを見るまで
マーニーのことを忘れてしまっています。
毎晩少しずつ知っていこうと約束をしていたのに。
その夜も杏奈はマーニーに会おうとしますが、
マーニーに会えることはできませんでした。
大岩夫妻との生活、いわば現実の世界に
杏奈が徐々に慣れ始めている証拠なんです。
大岩夫妻はとっても優しい人たちです。
それを杏奈もだんだんとわかってきており、
徐々に夫妻を杏奈自身が受け入れ始めているので
独りぼっちでさみしかったときに必要なマーニーは
必要ではなくなってきたということです。
そういった意味で、マーニーを忘れかけているというのは
現実の世界の大岩夫妻に心を開き始めているという
意味になるのではないでしょうか。
こちらの記事もおもしろいのでもしよければぜひご覧ください(^^)/
⇒・[魔女の宅急便]ジジが話せなくなった理由は?ラストも喋れないまま?
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[思い出のマーニー]まとめ
いかがでしたでしょうか?
『思い出のマーニー』で
ピクニック中に杏奈が独りになったのは、
杏奈が現実の世界を思い出すために
意識を現実に向ける必要があったため、
深層心理の世界にいるマーニーが消えてしまったからです。
ここまで深く考えさせられる映画ってなかなかないですよね。
ジブリ作品は本当に奥が深いと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!