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『思い出のマーニー』の
サイロでの事件って謎ですよね。
今回は、
『思い出のマーニー』d
マーニーがサイロで杏奈を和彦と呼んだ理由について
考察していきたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
『思い出のマーニー』が
もうすぐ金曜ロードショーで放送されますね。
いつもジブリ番組は録画をして
子供と一緒に見ることが多いんですが、
マーニーだけ録画していなかったんですよね…
なのでまだ1回しか見ていません…
子供も見たいと言っているので
放送が楽しみです♪
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
[思い出のマーニー]マーニーと杏奈のサイロで出来事
マーニーにとっては、
サイロはとても怖い場所となります。
昔、ばあやや使用人にいじめられて
閉じ込められた怖い経験があるからです。
杏奈はサイロは怖い場所ではないことを
マーニーに証明しようとして、
マーニーと一緒にサイロに行くことにしました。
困っているマーニーを苦しみから助けようと
杏奈のためを思っての行動でした。
そう思っていたのですが、
マーニーがこう言います。
サイロに一緒に行っているのは杏奈のはずなのに
マーニーの口から「和彦」と言われます。
最初、どう混乱しているんだろう??
と私は思いましたね。
それを聞いた杏奈は足を止めてしまいます。
しかしマーニーは先に上っていってしまいました。
そこで、彩香がきて、
杏奈に日記の切れ端を見つけたと伝えます。
今はマーニーのことが気になって仕方がない杏奈は
といってサイロに向かいます。
サイロに着くと扉が開いていて、
マーニーはサイロの上のほうにいました。
マーニーは見たことのない男物の
コートを羽織って、すみっこで怯えていました。
杏奈が近づくとまた、
とマーニーはいって杏奈にしがみつきます。
と杏奈はマーニーにいうと、
マーニーは杏奈のことを思い出します。
雷雨で怖がるなか、2人は
コートをかけて眠ってしまいました。
そして、そこで和彦が迎えにきて、
マーニーは和彦と一緒に
杏奈を置いてサイロを後にしてしまいました。
[思い出のマーニー]マーニーがサイロで杏奈を和彦と呼んだ理由を考察
マーニーが杏奈のことを
「和彦」と呼んだのは、
マーニーは杏奈にとって、「空想」であり、
「深層心理」の世界で自分が作りだしたものであることに
杏奈が気づき始めたからです。
「空想」だけでなく、杏奈の「深層心理」にある記憶を
うまく融合させて杏奈自身とマーニーを同じ世界にいるように
作り上げています。
ところどころ現実に戻ってしまうのは、
杏奈にその場面の「記憶」がないからです。
マーニーが途中でいきなり
男物のコートを羽織っていたのにも
納得がいきます。
おそらく和彦がマーニーに
かけてあげたのでしょう。
マーニーは杏奈の祖母となり、
昔1年間ほど一緒に暮らした事実があります。
そのころマーニーはとっても杏奈を
可愛がっていたようなので、
マーニーの昔話もよく聞かせていたんでしょう。
そのマーニーの話が表面上の記憶にはなくても
「深層心理」の奥底で覚えていたんでしょう。
実際には、サイロでの出来事は
「和彦」とマーニーが経験したことなんです。
なので、マーニーは杏奈のことを
「和彦」と呼んでいました。
[思い出のマーニー]日記も関係?
実際に祖母であるマーニーから話を聞いて
覚えているものもあったのですが、
日記も関係していると言えます。
サイロに行く前に
杏奈は湿地屋敷でマーニーの日記を見ています。
子供のころうろ覚えだった記憶も
日記をみてより鮮明になったはずです。
1週間ほどマーニーに会えていなくて
現実世界に慣れてきた杏奈は
日記を見てまたマーニーに会うことができました。
サイロでの出来事は日記も見て、
より鮮明になって再現されたと私は解釈しています。
こちらの記事もおもしろいのでもしよければぜひご覧ください(^^)/
⇒・[天空の城ラピュタ]パズーとシータのその後は?ラストの裏話も考察
⇒・[千と千尋の神隠し]豚になった両親がなぜわかった?当てる理由を考察
⇒・紅の豚のポルコは最後に人間の姿に戻った?フィオが魔法を解いた?
[思い出のマーニー]マーニーのサイロでの考察まとめ
いかがでしたでしょうか?
『思い出のマーニー』で
マーニーがサイロで杏奈を和彦と呼んだ理由は
サイロでの出来事は実際にマーニーと和彦が体験した出来事だったからです。
杏奈の「空想」のマーニーですが、
杏奈がそれが「空想」ではり、「現実」ではないことに
気づき始めたからマーニーのセリフが
「現実」のものとなっていたのでした。
最後にもマーニーは
と言っていますもんね。
「空想」と「現実」が入り混じって
余計混乱してしまいました。
かなり深い映画ですよね(#^^#)
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!