目次
『天空の城ラピュタ』のラピュタ王国って
まだまだ未知の世界ですよね。
今回は、
天空の城ラピュタやラピュタ人が滅びた理由や
時代背景について
考察していきたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
子供のころ、
ラピュタって空に浮かんでるのかな〜って
探してたときもあります笑
子供のころはラピュタに
行ってみたい!とよく思ってました。
しかも音楽の授業で、
「地球を乗せて」の歌を習いましたよねー!
今の小学生は習わないかもしれないですが…
それによって、
ますます身近に感じていました(*´∀`*)
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
天空の城ラピュタのラピュタ人が滅びた理由①
映画の最初に、
ラピュタ帝国は滅びたと言っていましたが、
その理由が曖昧だったので調べてみました。
徳間書店出版のロマンアルバムの本の中に
「ラピュタ帝国の謎」というコラムがあります。
そこに書かれていたのはこんな内容でした。
ムスカの家には伝えられていた
『ラピュタ伝承』によると、
ラピュタが滅びた理由は、
謎の疫病が流行してしまったからだそうです。
その疫病は、
なんでも免疫機能を侵す病気なようで、
免疫力が下がることで、
軽い病気でもラピュタ人は倒れていっていました。
そのままだとラピュタ人滅亡の危機を
感じ取り、王の決断で地上に降りたという
ことになってます。
降り立った場所は特定されてませんが、
ずっと世界に君臨していて支配していたものですから、
地上の人たちからの報復を恐れて、
人気のない静かな場所のゴンドアの谷に
降りたったのではないかと考えられます。
支配者として君臨していた王族たちが
病気のために弱って地上に降り立っても
今みで苦しめられていたら
地上の人も助ける気にはならないでしょうね…
もし王が優しい心を持っていたら、
地上の人間に疫病をうつさないためにも、
人がいない土地に降りたとも考えられますね。
仮にもシータの先祖ですから、
シータのような優しい心も
持っていたかもしれませんよね。
天空の城ラピュタのラピュタ人が滅びた理由②
もう一つ滅びた理由が
あるのではないかと思われます。
それは、
科学の力に頼りすぎて、
自然の力を捨ててしまったがために
滅亡してしまったからです。
シータとムスカが
対決するシーンでもシータがこう言っています。
ここはお墓よ。あなたとわたしの。国が滅びたのに王だけ
生きているなんて滑稽だわ。あなたに石は渡さない。
あなたはここからでることもできずに、
わたしと死ぬの。
今は、
ラピュタがなぜ滅びたのか
わたしよくわかる。
ゴンドアの谷の歌にあるもの。
土に根を下ろし、
風とともに生きよう。
種とともに冬をこえ、
鳥とともに春を歌おう。
どんなに恐ろしい武器をもっても、
たくさんのかわいそうなロボットを操っても、
土から離れては生きられないのよ!
ラピュタ人は、
疫病が収まってからも空に戻らなかったのは、
地上の大自然の豊富な資源や、
人工では作ることができない素晴らしさに
気づいたから地上で生きることを
決断したのでしょう。
人間は自然がなければ生きていけません。
ラピュタ帝国ほどの科学があったとしても、
自然なしでは生きられないということを
伝えたかったのだと思います。
そして、
ラピュタ帝国を見ると、
木の根が科学の象徴である下部まで
侵食していました。
どんなに科学が発達しても、
人間は自然には勝てないということも
表しているのではないでしょうか。
天空の城ラピュタの時代背景も考察!
『天空の城ラピュタ』の時代背景は
まず現代の話ではないだろうな~~と思いました。
まず、パズーの仕事場のエレベーターが
ドアなしで結構危険なものだなと感じましたね。
また、電気が普及しておらず、
石炭を使っての蒸気機関が主流のエネルギー源でした。
シータとパズーがドーラ一家から
列車に乗って逃げているときの列車も
石炭を入れて蒸気の力によって走っていました。
蒸気機関車は第一次産業革命の
代表的な乗り物でもあるそうです。
第一次産業革命は、
1700年代後半から1800年代前半にかけて
イギリスで起こった革命です。
そういえば、
宮崎駿監督もこの映画を作るために
イギリスに視察に行ったようです。
イギリスが背景としてあるんでしょう。
また、モデルとなった場所などでも
記事にしていきたいですね(#^^#)
話がそれましたが、
ラピュタ人が支配をしていた時代背景についてもう少し調べてみたところ、
この時代から約700年前ということでした。
つまりは1000年から1100年ほどの間で
ラピュタ帝国は存在していたということですね。
その時代に、
「インドラの矢」のようなすさまじい破壊力をもつ
科学文明を築いていたのは驚きですね!!
ラピュタ人は素晴らしく頭の優れた人の
ようだったみたいです。
こちらの記事もおもしろいのでもしよければぜひご覧ください(^^)/
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天空の城ラピュタのまとめ
いかがでしたでしょうか?
天空の城ラピュタが滅びた理由は、
ラピュタ人が免疫機能を侵す疫病にかかってしまったことと、
科学の力に頼りすぎて自然を重んじていなかったことでした。
時代背景としては、
パズーとシータがいた時代は
第一次産業革命の時代でした。
ラピュタ帝国が栄えていた時代は、
その700年前にあたります。
ラピュタ帝国が滅びなければ
いったい地球はどうなっていたのでしょうか。
あんな兵器があれば
日本なんてすぐに滅びてしまいそうです…
ラピュタ帝国が滅びて、
シータのような心優しい子に育ててくれた
大自然に感謝したいですね(#^^#)
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!