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2018年10月26日に
「もののけ姫」が
金曜ロードショーで放送されます。
今回は、
もののけ姫のエボシがシシガミと戦う理由と
その目的を考察してみたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
エボシってむちゃくちゃ美人さんですよね。
けど、いい人なのか悪い人なのか
たまーにわからなくなります。
山犬やシシガミにとっては、
もちろん悪い人なんだろうけど、
人間からは慕われていて、
病気の人たちまで面倒を見ている
優しいいい人ともとれます。
宮崎駿監督もエボシが好きで、
当初死なせるという話も出ていたのに、
宮崎駿監督が止めたそうですよ。
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
もののけ姫のエボシを考察
エボシは鉄を作るたたら場を
まとめているリーダー的存在です。
鉄をつくる技術に加え、
石火矢の生産技術も持ち備えていて、
どこにも征服されることなく、
独立した集落を守っています。
目的のためなら手段を選ばない冷徹さがありつつ、
行き場を失った女たちを集めて、
たたら場で働くという職を与え、
居場所を作ってあげていました。
また、包帯巻きの病気の人々にも
差別をすることなく、迎え入れ、
同様に、教育と仕事を与えてあげました。
森の動物たちからすると、
悪党そのものですが、
人間のほうからみると
そうではありません。
エボシは昔、人身売買をされ、奴隷となり、
倭寇の頭と結婚したという設定があります。
しかし、倭寇の頭を殺して、
石火矢の武器と一緒に故郷に帰ってきました。
そのときの財宝で、
たたら場を作ったといわれています。
かなり複雑で壮絶な過去を持つ
エボシだからこそ、
厳しい面もありつつ、人にやさしいのかもしれませんね。
もう少しエボシの過去を詳しく書いていますので、
こちらの記事もよければぜひご覧ください(^^)/
もののけ姫のエボシがシシガミと戦いする理由は?その目的は?
エボシはわざわざジコ坊と組んでまで、
シシガミを殺す必要があるのでしょうか。
その理由について調べてみました。
エボシは自分たちのたたら場を
守るためにシシガミの首をとりに行ったんではないでしょうか。
森の動物たちにとっては、
シシガミは神様であって、森の頭となります。
その森の森林をたたら場の人間によって
伐採されてしまって、
動物たちの住処がどんどん奪われていきます。
それに対抗するために、
動物たちは人間と戦うようになっていったんでしょう。
一方、エボシはたたら場の頭で、
自分の国を発展させようと意気込んできます。
森の頭であるシシガミを倒せば、
他の動物たちの戦う意思をなくしてしまうと
思ったのでしょう。
エボシの最後のセリフで、
「ここをいい国にしよう。」
と言っているのが、
きっとエボシの本心です。
また、宮崎駿監督もこう述べています。
自分の理想の国を作ろうと考えている。タタラ場に来る前に、
京都で天皇周辺の人物達と交流を作った。
また、タタラ場を世俗とは「無縁」で暮らせる場所にしようとしていた。
タタラ場は革命家(エボシ)の聖域なのである。
この映画で唯一、自然界にとっての悪魔であり、
魂の救済を求めていない、つまり「近代人」である。
なんだか深いコメントですよね。
エボシは革命家…
確かに新しく石火矢を日本に持ち込んだり、
シシガミという神様を信じなかったり、
新しい発想をいっぱい持っています。
そして、
自分の理想の国を作り上げたいという
とってもかっこいい野心家ですね!
関連記事はこちらになりますのでもしよければぜひご覧ください(^^)/
⇒・もののけ姫のアシタカはサンにプロポーズ?その後結婚して子供も?
⇒・もののけ姫のアシタカのあざが最後まで残る理由は?呪いは消えた?
⇒・もののけ姫のこだまの正体は?最後のシーンのこだまはトトロ?
もののけ姫のエボシとシシガミのまとめ
いかがでしたでしょうか?
エボシがシシガミに戦いを挑む理由、目的は、
自分の理想の国を守り、さらには作り上げるため、
森の頭であるシシガミを倒すことでした。
とってもかっこいいエボシ、
けれどもどことなく優しさも持ち合わせている、
そんな素敵な女性でしたね。
現代にこんな女性がいたら、
絶対国会議員でもなって、
国の指導者として活躍してそうです。
日本の政治ももっとよりよくしてほしいですよね!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!