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『思い出のマーニー』の杏奈の
「許してあげる!あなたが大好きよ。」
のセリフ、熱いですよね。
今回は、
『思い出のマーニー』の杏奈は
マーニーが祖母と知る前になぜマーニーを許したのか
考察していきたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
杏奈って結構、積極的で
恥ずかしいセリフを言うイメージです。
あの映画だけ見ると
自分の感情を素直に表せる子だなと感じます。
マーニー相手にだけですが…
初めての相手でこれだけ
打ち解けられるのも何かの縁が
あったように感じますね(#^^#)
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
[思い出のマーニー]杏奈はマーニーに対して怒っていた?
杏奈はマーニーととても仲良かったのですが、
最後に悲しみにあふれて怒っていました。
それはサイロの出来事以降となります。
杏奈はマーニーを苦しみから救おうと
サイロにマーニーを連れていくことにしました。
そこでマーニーと一緒に
一晩過ごすことになりましたね。
そのとき、マーニーは杏奈を置いて
和彦とサイロを出て行ってしまいました。
自分を置いていって先に行ってしまった
マーニーを杏奈はとても悲しんでいました。
どうして私を裏切ったの?
と映画でも叫んでいました。
この怒りは、マーニーだけに向けているのでは
ないのだと思います。
自分を置いて先立ってしまった
自分の両親や祖母に対しての
置いていってしまった悲しみも含まれています。
杏奈の複雑な感情を
マーニーにぶつけていたんですね。
[思い出のマーニー]杏奈はマーニーが許したのは祖母と知る前だった?
その後、杏奈はマーニーを許すことになります。
マーニーが祖母だとわかったから
許したのだと思いましたが、
この時点では杏奈はマーニーが自分の祖母だということを
知りませんでした。
サイロの後、
雨に打たれたせいか杏奈は高熱を出してしまいます。
そして、夢の中でマーニーが現れ
別れを告げられます。
その後に、彩香が発見した破かれた日記の切れ端と、
1枚の絵を杏奈は見ました。
その絵を見て、その絵を描いた人が、
以前岸辺で会った老人の名前であることに気づき、
その老人、久子のところに行き話をしました。
そこで久子に
マーニーのことを尋ね、
本当のマーニーの存在に気付くのでした。
なので、マーニーを許したときには
まだ杏奈の祖母だということは知りませんでした。
[思い出のマーニー]杏奈はマーニーをなぜ許したの?
杏奈がマーニーを許す有名なシーンですね。
「もうここ居なくならなくてはいけない。
あなたにサヨナラしなくてはいけないの。だからね、杏奈お願い。
許してくれるって言って!」
「もちろんよ許してあげる。
あなたが好きよ、マーニー。
決してあなたの事を忘れないわ!
ずっと忘れないわ、永久に!!」
マーニーを許した後の杏奈は
すがすがしく性格も変わったように思えました。
祖母ということは知らなかった杏奈が
マーニーを許した理由は、
マーニーからの愛情が杏奈に伝わったからだと思います。
そして、杏奈自身もまた
マーニーを愛していたからです。
杏奈は両親からの愛情も受けれず、
祖母にも他界され、施設に入ることになります。
自分を引き取ってくれた義両親も
補助金をもらっていたことで本当の愛情を感じていませんでした。
なので精神的に病んでいました。
ですが、マーニーからの本当の愛情に触れ、
マーニーを許すことでマーニーを受け入れたのです。
しかも杏奈もマーニーを愛しているからこそ
自分の感情を思いっきりマーニーにぶつけています。
それをすべてマーニーが
受け入れてくれたから
お互いの愛情を伝えあえたはずです。
お互いを共に受け入れることができたから
杏奈はマーニーを許したのだと感じています。
その後、杏奈は補助金のことは
解決していないのに頼子のことを受け入れ、
良い関係になっていきます。
マーニーの愛情を受け止めたように、
補助金を受け取っていようがなかろうが
義母の頼子の愛情も受け止められようになったからです。
他人の愛情を感じ、受け止めることで
杏奈は成長したんですね。
こちらの記事もおもしろいのでもしよければぜひご覧ください(^^)/
⇒・[思い出のマーニー]サイロでマーニーが消えた謎を解説!空想が関係?
⇒・[魔女の宅急便]キキとトンボはその後結婚する?原作は最後に子供も?
⇒・[千と千尋の神隠し]名前の書き間違え?契約書の荻野の漢字が違う理由
[思い出のマーニー]杏奈のまとめ
いかがでしたでしょうか?
『思い出のマーニー』で
杏奈がマーニーは祖母と知る前に
マーニーのことを許した理由は、
杏奈がマーニーからの愛情を感じ、
また杏奈もマーニーへの愛情を伝えたからです。
お互いの愛情を受け止めることで
杏奈は許しをすることができ、一つ成長をしました。
義母の愛も伝わってよかったです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!