目次
紅の豚の主人公、ポルコは
なぜ豚なんでしょうか??
今回は、
紅の豚のポルコが豚になった理由は
罪滅ぼしのためなのか、
ポルコの人間のすがたのときの素顔について
書いていきたいと思います。
RYOKOです。こんにちは。
紅の豚は、
はなから豚を主人公としての作品ですが、
みなさん、絶対一度は
何で豚なんだろう??
って疑問に思ったことがあると思います!
ポルコ自体にいろいろな意味が
込められているんでしょうか…
ジブリは奥が深いので、
いろいろと考えてみたくなりますよね。
冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください!!(^^)/
紅の豚のポルコが豚になった理由は罪滅ぼし?
宮崎駿監督は
そもそも豚になった理由など
明確には答えてはいませんでした。
というか、
なんで豚じゃだめなの?
的なことまで言ってました。
物語自体、ポルコが豚である前提の話で
進めていますもんね。
宮崎駿監督は、
それも踏まえて、
観てくれた人の想像にお任せする、
という意味なんでしょうね。
なので、いくつか豚になった理由を
考えてみたいと思います。
ポルコが豚になった理由①罪滅ぼし
1つ目の理由は、
罪滅ぼしという説があります。
友人4人のうち、
1人だけ生き残ってしまったポルコ。
友人たちは、みんな
戦争で死んでいってしまいました。
作品の中で、
無数もの飛行機が空を飛んでいて、
その中に、ポルコの友人がいる
シーンがあります。
その友人はすでに戦死しているため、
その飛行機たちは
戦死してしまった人々が
あの世に旅立ってるときでした。
ポルコだけその飛行機の群れに
入ることはありませんでした。
フィオは、このことを
「神様がまだくるなって言ったのね」
と言っていましたが、
ポルコは、
「お前はずっとそうして
1人で飛んでろって言われた気がした」
と言っています。
また、ジーナの店で、
飛行艇時代の友人4人とジーナの写真が
飾っています。
その中の人間の姿のポルコの顔が
黒く塗りつぶされていました。
人間の自分を塗りつぶしてしまうほど
嫌いということが感じられます。
これらのことから、
1人だけ生き残ってしまった罪を
償おうとして、
自ら豚になる魔法をかけたのでしょう。
ポルコが豚になった理由②ジーナと恋仲になりたくなかった
2つ目の理由に、
ジーナと恋仲になりたくなかったことが
考えられます。
ジーナはポルコの友人3人と結婚して、
3人とも戦死してしまいます。
未亡人となり、
かなり辛い過去をもつ女性です。
ポルコは友人の未亡人というだけで、
少し遠慮がある気もしますし、
ましてや、
また飛行艇乗りの自分と結婚して、
自分自身が戦死してしまっては、
ジーナにさらに辛い思いを
させてしまうことになります。
自分が豚になることで、
ジーナが自分を好きになることを
避けたかったのですね。
結局は、豚になっても
内面を見るジーナはポルコを
好きになってしまいましたが…
もう少し詳しい記事はこちらになりますので、よければぜひご覧ください(^^)/
ポルコが豚になった理由③戦争や政治に嫌気がさした
豚になった理由として、
戦争や政治にどっぷり
はまっている人間に対して
嫌気がさした
ということが挙げられます。
ポルコが立ち寄った街で、
ガソリンが通常の3倍の値段になっていて、
フィオはそれに文句を言っていました。
ポルコはこう答えています。
「ぼっているんじゃねえ、
持ちつ持たれつなんだよ。
海も陸も見かけはいいがな。
この辺りはスッカラカンなのさ」
ガソリン屋が困っているときは、
3倍でも文句を言わずに払ってあげる、
代わりに、飛行艇乗りが困っている場合は、
助けてもらう。
こういった相互関係をポルコは
今まで関わってきたのですが、
最近では、飛行艇乗りも、
政府に属さなければなかなかやっていけないことも
話しています。
銀行の人はこう言ってきます。
「飛行艇のローンは終わりました。
いかがでしょう。
愛国債権などをお求めになって
民族に貢献されては?」
それに対して、ポルコはこう答えています。
「そういうことはな、人間同士でやんな」
また、フェラーリン少佐は、ポルコに
「なあマルコ、空軍に戻れよ。
今なら俺たちの力で何とかする」
「冒険飛行家の時代は終わったんだ。
国家とか民族とかくだらないスポンサーを
背負って飛ぶしかないんだよ」
とポルコに生き方を変えようとして
アドバイスをしています。
しかし、ポルコは
「ファシストになるより豚の方がマシさ」
「俺は俺の稼ぎでしか飛ばねえよ」
と、その誘いを断っています。
飛行艇乗りは冒険家として、
政府には属さずに自由に生きていきたいと
いうことですね。
豚になれば、人間のように、
政府や民族に属さずに、
自由気ままに飛行機に乗れるから
好き好んで、豚になったと読み取れます。
ポルコが豚になった理由④豚は宮崎駿自身
最後に、ポルコが豚になった理由は、
豚が宮崎駿監督自身を
表しているという説もあります。
宮崎駿監督のイラストの自画像は
“豚”となっています。
宮崎駿監督も、
兵器や飛行機に対する憧れがありますが、
戦争は嫌いという矛盾を持っています。
まさに、ポルコの生き方そのままですね。
宮崎駿監督も、
「紅の豚」の作品については、
「“現在形の手紙”を自分に送った作品」
とも答えています。
まさに、中年の理想の姿を
著した作品となりますね。
紅の豚のポルコが人間の姿の頃の素顔は?
ポルコが人間の頃の素顔は
作品中で2回ほど登場します。
1回目は、
ポルコの回想シーンです。
しっかり顔が映っていて、
豚のときよりも
シュッとしてますね。
やっぱり豚だから
多少は太くなるんでしょうか?笑
ヒゲのダンディイケメンです!
もう1回は、
フィオと洞窟で
夜を明かしたときに
少し戻ったときです。
このときは横顔だけでしたね。
フィオもこの人間の素顔を見て、
ますますポルコを好きになったんじゃ
ないでしょうか?(*^▽^*)
関連記事はこちらになりますのでもしよければぜひご覧ください(^^)/
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紅の豚のポルコが豚になった理由のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ポルコが豚になった理由は、
①罪滅ぼし
②ジーナと恋仲になりたくなかった
③戦争や政治に嫌気がさした
④宮崎駿監督自身
でした!!
ポルコの人間の頃の素顔は
、ヒゲが生えたダンディイケメンでしたね♪
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!