紅の豚の飛行機のモデルは？カーチスとの戦いでの’雲を引く’とは？

ジブリ「紅の豚」って、
かっこいい飛行機が出てきて、
男の人のロマンですよね。

 

今回は、
紅の豚のポルコの飛行機のモデルと、
カーチスとの戦いの中で、
「雲を引く」とはどうゆうことか、
記事に書いていきたいと思います。

 

 

RYOKOです。こんにちは。

 

2018年11月2日に
「紅の豚」が金曜ロードショーで
放送されますね。

 

宮崎駿監督も、
飛行機好きということもあり、
紅の豚には監督の理想が
いっぱい詰まった映画なんではないでしょうか。

 

 

飛行機合戦もいっぱい
繰り広げられてますので
迫力も満点ですね！

 

冒頭で上述した内容の記事を書いていきますので、
ぜひご覧になってください！！(^^)/

 

   

 

紅の豚のポルコの飛行機のモデルは？

 

 

紅の豚の飛行機といえば、
ポルコの真っ赤な飛行機が
浮かんできますよね。

 

実は、
現実に実在する飛行機だったんです。

 

 

ポルコの赤い飛行機の名前は

「サボイアS.21試作戦闘飛行艇」

と名付けられています。

 

 

サボイアs.21は、
一艇のみ作られたけれども、
操縦が難しいため、倉庫でお蔵入りしていたものを
ポルコが買い取ったという設定になっています。

 

 

実際のサボイアs.21は、
1921年の第五回カップに出場予定だった飛行機で、
優勝候補だったにも関わらず、
パイロットの病欠によって欠場を余儀なくされた
幻の飛行機だったようです。

 

 

ただ、実際のサボイアS.21は、
映画の中に出てくるような機体ではなく、
マッキ社で初めての単葉艇「M-33」の外見が
モデルとなっています。

 

 

確かに真っ赤な飛行機は
かっこいいですもんね！！

 

こんな幻の飛行機の存在を知っている
宮崎駿監督は、やっぱり根っからの飛行機マニアですね！

 

   

 

 

紅の豚のカーチスの飛行機のモデルは？

 

 

もう一つは、
カーチスの青い機体で、
ポルコの飛行機と相対する飛行機のように
見えますね。

 

カーチスの青い飛行時の名前は、
「カーチスR3C-0」です。

 

 

1925年第八カップで優勝した「R3C-2」を
カーチスが買いとって密造したという設定です。

 

メーカーは、
当時アメリカで最大の飛行機メーカーだった、
カーチス飛行機&モーターズ社でした。

青色に黄色の機体の色は、
元のモデルと一緒で、
少し翼幅を大きくしているようです。

 

その創立者のグレン・カーチスは、
水上機のパイオニアでもあるすごい人です。

 

 

紅の豚の作品の中の、
ドナルド・カーチスは、
同じカーチスという名前から
親戚か何か関わりがあったのではないでしょうか。

 

 

紅の豚の飛行機での’雲を引く’とは？

 

 

ポルコとカーチスとの空中戦で
観客たちがこうどよめいていました。

 

「すげぇ！！
豚が雲を引いたぞ！！」

 

 

何がすごいの？？

 

 

乙女の私には、
飛行機に雲が引いたことに
なぜ驚いているのか全然わかりませんでした。

 

 

これは、『ウェーバー』と呼ばれる現象で、
飛行機が急旋回する時に
翼に気圧差が生じて翼の先っぽに飛行機雲のような
尾をひく現象です。

 

 

最近のセスナ飛行機でも、
そんな芸当はできませんし、
エアレースなんかでもお目にかかれません。

 

何よりすごいのが、
紅の豚の当時は19世紀で、
プロペラ飛行機の時代です。

 

ジェット戦闘機と同じくらいの機動力が
あることを示しているんです！！

 

 

ポルコがそこまでの
操縦能力があるからこそできる技なので、
みんなはびっくりしていたんですね。

 

 

さらにすごい点がもう一つ。

 

それだけ圧力がかかって飛んでいると、
木製の飛行機ではバラバラになってしまう可能性もあります。

飛行機に手を加えたフィオの腕も
相当のものだということです。

 

 

若いのに優秀なんですね～～

 

 

紅の豚の飛行機のまとめ

 

いかがでしたでしょうか？

 

紅の豚の飛行機のモデルとして、
ポルコの飛行機「サボイアS.21」が
実物のモデルで、
外見はマッキ「M-33」に似せていました。

 

カーチスの飛行機のモデルは、
「R3C-2」でした。

 

また、「雲を引く」という現象は、
『ウェーバー』現象といい、
飛行機の翼に気圧差が激しくなったときに
見られます。

 

昔のプロペラ飛行機で
この現象を出せるポルコの操縦の腕前が
すごいということでした！

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました！